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保存修復: プロジェクト

ページ作成: 2008年1月2日 最終更新: 2008年8月18日

序文

IDPは文化機関等と協力し、定期的に開催される会議、共同研究プログラム、出版を通して、保存修復分野での主導と開発に努めています。IDPのメンバーは、定期的に開催される会議において、最新の保存修復技術やプロジェクトについて発表します。この会議の詳細、その他出版物、過去現在の研究プロジェクトを列挙します。

会議


第1回会議:1993年10月 大英図書館主催 (於 大英図書館、サセックス大学)

概要については、IDP ニュース 1 を御覧ください。この時の論文が、Dunhuang and Turfan: Contents and Conservation of Ancient Documents from Central AsiaBritish Library Studies in Conservation Scienceのシリーズの第1巻, 編集 Susan Whitfield 、 Frances Wood (London: The British Library 1997)として出版されています。


第2回 IDP保存修復会議:1996年2月7-9日 フランス国家図書館(BnF)主催 (於 BnF、Les Fontaines, Chantilly Paris

概要については、IDP ニュース 5 を御覧ください。この会議の論文集が出版されています。Conservation des manuscrits de Dunhuang et d'Asie centrale, edited by Monique Cohen (Paris: BnF 1998).


20世紀初頭の敦煌偽写本、 1997年6月30日-7月2日, IDP主催 (於 大英図書館)

概要については、IDP ニュース 8/9 を御覧ください。この会議の論文集が出版されています。 Dunhuang Manuscript Forgeries, edited by Susan Whitfield (London: The British Library ).


第3回 IDP保存修復会議:1998年5月13-16日 ベルリン国家図書館東洋部主催 (於 Preussischer Kulturbesitz, and Museum für Indische Kunst, Staatliche Museen zu Berlin - Preussischer Kulturbesitz, Berlin)

概要については、 IDP ニュース 11 を御覧ください。論文集は出版されていません。


第4回 IDP保存修復会議:1999年9月7-12日 東洋学研究所サンクトペテルブルク支部主催 (於 東洋学研究所)

概要については、 IDP ニュース 14 を御覧ください。この論文集が出版されています。Manuscripta Orientalia


第5回 IDP保存修復会議:2002年10月17-19日 The Royal Academy of Letters, History and Antiquities and The National Museum of Ethnography, Stockholm、協賛 王立科学アカデミーのスヴェンへディン基金

概要については、IDP ニュース 22/23 を御覧ください。論文集は出版されていません。


1日 IDP 会議, 2003年9月13日, 京都 龍谷大学, 大谷探検隊100周年記念シンポジウム「シルクロード文物と現代科学」

この論文集が出版されています。Scientific Analysis, Conservation and Digitisation of Central Asian Cultural Properties, edited by Enami Kazuyuki and Okada Yoshihiko, (Kyoto: Ryukoku University 2005).


第6回 IDP保存修復会議:2005年4月22-25日 中国国家図書館(NLC)主催 (於 NLC、北京 香山飯店)

概要については、IDP ニュース 29 を御覧ください。NLCより、英語と中国語のバイリンガル論文集が出版されています。 Tradition and Innovation: Proceedings of the Sixth IDP Conservation Conference, edited by Lin Shitian and Alastair Morrison (Beijing: NLC 2007).


第7回 IDP保存修復会議:2007年5月21-23日 IDP主催 (於 大英図書館、 The Courtauld Institute, London

概要については、IDP ニュース 30 を御覧ください。 いくつかの論文が、IDP ニュース, issues 30 に掲載されています。



研究プロジェクト


チベット本構造の年代

Agnieszka Helman-Waznyによって行われている研究。この研究は継続されており、博士論文になるでしょう。これまでの結果がIDPのウェブページで公開されるでしょう。詳細はIDP ニュース 29を御覧ください。


顕微鏡による紙の分析

IDPと紙の科学者(Anna-Grethe Rischel(以前はデンマーク国立博物館)、 Agnieska Helman-Wazny)によって行われている研究。Anna-Grethe Rischelはストックホルムのスヴェンヘディンのコレクションの紙とロンドンにあるスタインコレクションの紙と洋紙の比較研究も行っています。彼女の研究成果がIDPの会議で何度か報告されています。第7回IDP保存修復会議で、AgnieskaはAnna-Gretheと供に繊維分析のワークショップを開きました。

この研究に関する画像と成果がIDPデータベースの写本レコードに登録されており、論文がIDPの保存修復の資料に登録されています。


科学的な紙の分析

日本の江南和幸教授(龍谷大学)、河野益近教授(京都大学)と龍谷大学のその他の研究者により行われている研究。大谷コレクションとスタインコレクションの紙を、中性子放射化分析(NAA)や蛍光X線分析(PIXE)等の分析方法を使って調べています。

この研究成果がIDPデータベースの写本レコードに追加されており、論文がIDPの保存修復の資料に登録されています。


顔料と墨のラマン分光分析

ロンドン大学(UCL)により、大英図書館の資料の研究が行われています。非破壊分析法により顔料と墨を調べています。敦煌写本の幾つか(例えば、絵の書かれている十王経 (Or.8210/S.3961)が調査されました。

この研究成果がIDPデータベースの写本レコードに追加されており、IDPの保存修復の資料に論文も登録されています。


古墨製造の研究

ロンドンのCamberwell College of ArtSylvia (Xuhua) Zhanが、修士課程で行ったIDPとの共同研究。この成果は第7回のIDP保存修復会議で発表され、IDP ニュース 30に掲載されています。


敦煌出土の中国、チベット写本の写本学と古文書学

これはIDP指導の重要なプロジェクトで、写本に関する物理データ(簀の目と糸目の計測や繊維分析)の計測、記録を行っています。詳細に関しては、IDP 研究のページを御覧ください。


偽写本の同定

これはSusan Whitfieldによって行われているプロジェクトで、他のプロジェクトで記録された写本の日付を使って、敦煌写本の中に偽写本が存在することについての検証を行います。このプロジェクトの早い段階で偽写本に関する会議(上述参照)が開催されており、この他にも偽写本に関する議論がセミナー、会議、出版、IDPウェブページで続けられています。この会議の論文集の序文がIDPより参照又はダウンロードできます。


古代中国紙の正確なpHの計測

ベルファーストのクイーンズ大学のAlan Kennedyが、PhD取得のためK. S. Seddon教授の指導の下で行った研究。初期の結果が1996年に開催された第2回IDP保存修復会議で発表され、1999年にPhD論文として出版されました。これは乾燥している紙の酸度を正確に計測できるpH計測器の制作に関する研究です。


ベルベリンと黄檗: 古代の染料と顔料

Peter J Gibbs と Kenneth R. Seddon教授によって、サセックス大学そしてベルファーストのクイーンズ大学で行われた研究です。この結果がThe British Library Studies in Conservation Science: 2 (1998)に掲載されています。この研究の概要はIDP ニュース 3を御覧ください。このプロジェクトは、偽写本と同定されている写本で使用されている顔料の同定が行われました。(偽写本については上述を参照)


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